イベント Archive

誰がために

 2010年は柳田國男の『遠野物語』出版百周年ということで記念事業が幾つも営まれた。特に東北はご当地ということで力の入れようが凄まじくて、斯界を代表する東雅夫氏もびっくりの企画が起ち上がったとのこと。
 仙台に拠点を置いていた出版社の荒蝦夷は、記念事業として杉村顕道の怪談全集と山田野理夫の東北怪談全集、みちのく怪談の名作集の刊行を企画。代表の土方正志氏からその旨を電話で伝えられた際、東雅夫氏は声をあげてしまったとか。そして「みちのく怪談プロジェクト」と名付けた企画を押し進めてゆくなかで、「本を出すだけではもうひとつ盛り上がりに欠けるかな?」と新たに怪談愛好家を巻き込む企画を思い立った。bk1で2003年から毎年催されている「ビーケーワン怪談大賞」をヒントにした「みちのく怪談コンテスト」である。

Continue reading

あの鐘を鳴らすのはあなた

 2011年8月27日、江戸川区は地下鉄都営新宿線篠崎駅に隣接するしのざき文化プラザ内の篠崎図書館にて、講師に東雅夫氏を迎えての講演会、「東北の怪談文芸 ~杉村顕道を中心に~」が催された。
 今回はこのイベントについて書いてみる。
 ところで、私は鳥頭で知られている。三歩進んで二日ぶん忘れる。図書館には足を運んだしちゃんと講演を拝聴した。にもかかわらず意味の取り違いや記憶違いがあるだろう、人間だもの。鳥人間だもの。だから、発言者の意図を正しく反映していないかもしれないことを断っておく。こういうことなのでこの記事においては、誰の発言であろうとその内容についての責任は、一切を私に帰するものとする。

Continue reading

1-10 11-20 21-22

Feeds
blogram投票ボタン フィードメーター - MESCALINE DRIVE 人気ブログランキングへ
Message
Visitor

Return to page top