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英雄はここにいる

 さて、このときの約束通り「アイアンマン3」を再び取り上げる。いやあ、まさか年をまたぐとは思わなかった。ズルズルと先送りにしてたら、いつの間にか2014年になっていた。午年ですよ。ヒヒーン!

amazon:[単行本(ソフトカバー)] アイアンマン3:プレリュード (ShoPro Books)  本作も主演はロバート・ダウニーJr.だ。「アベンジャーズ」を含め、シリーズを通してアンソニー・スタークを演じてきた彼がまたまた登板。公私にわたってトニーのパートナーをつとめるヴァージニア・ポッツを、グウィネス・パルトロウ。トニーの盟友にして謹厳実直な軍人、ジェームス・ローズ中佐は前作とかわらずにドン・チードルが演じる。本作ではメガフォンを手放したジョン・ファヴローだが、役者としてはハッピーことハロルド・ホーガン役でシリーズを通じての皆勤賞を達成。
 ゲストは、アルドリッチ・キリアンを演じるガイ・ピアーズ、マヤ・ハンセンのレベッカ・ホール。そして「マンダリン」ことトレヴァー・スラッテリーを、かつてマハトマ・ガンジーを好演してアカデミー主演男優賞に輝いた、ベン・キングズレーが演じる。また、石油シンジケートとの癒着のあるアメリカ合衆国大統領をウィリアム・サドラー、副大統領をミゲル・フェラーの両ベテランが演じて脇を固める。

 そこに居るのにあたかも存在しないかの如く認識される。その気付かれない男は祝宴の夜、ひとり冬の夜風に身をさらして絶望のさなかにいた。心身ともに冷えきった彼は、発想の転換にこのとき成功する。世間から存在しないものとされているのならその立ち位置を利用しない手はない、と。
 自分は「影の存在」となる。脚光を浴びて高名を得るのは自分以外の目立ちたがり屋に任せればよい。そのかわり、自分は実利を握る。自分こそがすべてを思うままに動かす存在となる。このアルドリッチ・キリアンは「見えざる手」の行使者となる!

amazon:[Blu-ray] アイアンマン3 3Dスーパー・セット(2枚組/デジタルコピー付き)  前回の記事ではついに触れることなく終わってしまった事柄。それは、「アルドリッチ・キリアンとは何者か?」という疑問だ。彼を解体することで見えてくるものがある。
 千年紀の開幕を祝う夜にトニー・スタークの前に現れた男は、何ら具体性のない理想を語り、ただし熱意だけは人一倍で、だから聞かされる身になると余計に鬱陶しく感じられる。前のめりだが足もとが覚束ない様子は、痛々しくさえある。
 その夜のアルドリッチ・キリアンは対面を果たしたトニー・スタークとはまるで対照的で、二人はいろいろと違いすぎて、彼らが並び立つのを傍から見ると滑稽にすら感じられて。それは外見だけでなく、実績や名声にも天と地ほどの差があった。ただし、そんなことはキリアン自身が承知していた。おそらくトニー・スタークには相手にされないだろうことも覚悟していただろう。
 それなのに、あのアンソニー・スタークは気安く話に乗ってくれた。このアルドリッチ・キリアンの夢に理解を示して、場所を移したうえでもっと話そうではないかと持ちかけてきた!
 果たされない口約束に翻弄され、ホテルの屋上で来ぬ人を待ち続けた夜。アルドリッチ・キリアンは束の間の希望と底知れぬ絶望とを味わった。ここが彼の出発点。人に振り回されて身投げすら考えた男は、自分の肉体を地面に叩きつけるかわりに、自分の生き方を変えることにした。
 自分を変える。このあまりにも抽象的な命題は、ひとつの出会いによって具体化の一歩を踏み出す。この出会いを取り持ったのは、誰あろうトニー・スターク。気ままな男の気まぐれが、後の超人を生みだす契機となった。

amazon:超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 29.岸辺露伴&ヘブンズ・ドアー(荒木飛呂彦指定カラー)  十数年前、マヤ・ハンセンの研究は再生医療の最先端に位置していた。そして今現在もこの分野の先頭を走っている。
 現実世界で話題となっているiPS細胞。それとは比較にならないほどの再生力を生みだすのは、「エクストリミス」と名付けられたウィルス。このウィルスは、感染に際して細胞の遺伝子コードを書きかえる。「再生力の強化」を遺伝子に刻まれた感染体は、常識では考えられないレベルの再生力を得る。欠損した部位は爆発的に活性化し、そっくりそのまま元通りになる。プラナリアも真っ青になるくらいの復元能力。
 常識では考えられない治癒再生の能力を「爆発的」と表現するのは、この場合、決して大袈裟ではない。活性化した細胞が瞬間的に放つ再生エネルギーは、あまりにも大きすぎて、再生どころか文字通りの爆発を起こしてしまう。それとは別に、体細胞がエクストリミスの感染を受け入れなければ、これもまた爆発を起こす。
 エクストリミスによる生体反応の暴走は、マヤの研究におけるアキレス腱だ。医療のための施術で死に至る爆発が起こるのでは本末転倒だ。これは前世紀から変わることなく彼女を悩ませている。
 生き方を変えたいアルドリッチ・キリアン。遺伝子コードを書きかえる「エクストリミス」に、人生を懸けるマヤ・ハンセン。二人の科学者は出会い、それぞれが互いを補完できることに気付く。キリアンの望みをハンセンの研究対象であるエクストリミスは叶えられ、ハンセンのエクストリミス研究を進めるのにキリアンのシンクタンクは力を貸せる。
 ここに両名が力を合わせることの理由がある。

amazon:[単行本] アイアンマン:エクストリミス (MARVEL)  エクストリミスの可能性は無限だ。生体科学の分野に長足の進歩を齎す。
 医療分野に限っても、それが齎す恩恵は計り知れない。病に冒された器官を切除摘出したとしても、組織の一片から器官を丸ごと再生させられる。
 それだけではない。
 生来の障害を克服する。事故等によって失った肉体の一部を取り戻す。健常者ならば味わうことのない辛酸を舐めてこれまで生きてきた者たちが、エクストリミスによって救われる。障害や欠損を過去のものにすることができるのだ。
 エクストリミスによる治療は、本当のところは肉体の変質といえるものだが、身体における障害や欠損によって余儀なくされた闘いの日々から自由になれるのなら、その違いは気にならない。それが法に則った行為ではないとしても、多少のことには目をつむる。それがリスクを伴うものにせよ、成功した暁には希望が待っているのだから。
 闘いの日々に疲れた心には、エクストリミスの効果は終戦を告げる祝福の鐘の音に聴こえて。
 大脳の未使用領域に働きかけてこれを活性化させる。これを達成できれば、人は頭脳活動だけでなく運動能力さえも飛躍的に向上させられるだろう。
 アルドリッチ・キリアンはこの命題をエクストリミスを利用することによって成し遂げた。その成果が超人化である。
 高度に発達した頭脳活動は、彼が新たなる創世を達成しつつあることから、それが謳い文句だけのペテンでないことが明らかだろう。注目すべきは肉体の変化。
 欠損した部位は見る間に修復する。鉄をも溶かすほどの高熱を自在に発せられるようになり、それでいて自身は火傷を負うこともない。火傷に限らず、ほとんどの外傷を即時に完治させる。傷痕ひとつ残さない。
 その肉体は不死身といってよいくらいの回復力をそなえるのだ。
 かくしてアルドリッチ・キリアンは人間を超えた存在となった。この事実が彼に与えた影響は大きい。
 そもそもが「影の存在」となることを目指した男。その彼が超人と化したのだ。男が自らを神になぞらえるのは時間の問題だろう。姿は見えずともその力は世界にあまねく影響を及ぼして。
 だから、アルドリッチ・キリアンは「世界」を自分の思うままに書きかえようと企んだ。これは物語の作者たらんとする心性にほかならない。それを現実において実行せんとして作ったのが、テロ組織「テン・リングス」の脅威である。

amazon:特撮リボルテック SERIES No.049 IRONMAN MARK XLII  トニー・スタークにアイアンマン・スーツを作らせる契機となったのが、テン・リングスによる拉致監禁である。幽閉生活からの逃亡を図ったトニーは、不自由な開発環境のもとで着脱式飛行装置を発明した。
 トニー・スタークの通過儀礼はともかくとして、テン・リングスは強大な力を欲し、その実現のため世界に冠たる軍事企業の頭脳を狙った。この作戦行動の目的は、地上最凶最悪のテロ組織として名を馳せること。
 その最凶最悪のテロ組織に対抗しうるのは、自由主義国家のリーダーを自任し、世界最強の軍隊を有するアメリカ合衆国だ。
 世界に破壊と混乱を生み出す存在をドラゴンとするなら、それに対して再生と秩序を齎すのは英雄だ。テン・リングスとアメリカ合衆国。アルドリッチ・キリアンが世界に描こうとしたのは、ドラゴン退治の英雄譚である。ただし、二者の力は拮抗していて、闘争の決着がつくのは先のことになるだろうけれど。
 二つの勢力による闘争の結末がどうなるのか、そしてそれはいつ訪れるのか、すべては物語のペンを握るアルドリッチ・キリアン次第。彼こそは、作者であり語り部であり、物語世界における神なのだ。
 少なくとも彼自身はそのように自負している。
 アメリカ合衆国大統領さえも裁こうとしたのは、アルドリッチ・キリアンが己の万能を噛み締めたかったからだろう自由主義社会のリーダーをも自由にできる、との実感。これを味わいたかったに違いない。

 アルドリッチ・キリアンが自らの預言者として作り上げたのがマンダリンである。それがトリックスターであることは、「マンダリン」を演じるトレヴァー・スラッテリーを見ればたちどころに理解できる。いくら御しやすい人物を必要としていたとはいえトレヴァーのような男を選んだところに、この自称「神」の屈託がある。
 胸にくすぶる復讐心は超人となった今も消せやしない。一連の出来事は、トニー・スタークは勿論のこと、世界に対する復讐なのだ。ミレニアムを祝う夜にあれほどの孤独を味わわせてくれた世界への復讐。
 お前たちはこんな三文役者に脅えているのだ。猿芝居を真に受けるなんて、とんだお笑い種だ!

 先に挙げた疑問、「アルドリッチ・キリアンとは何者か?」への答えは出たようだ。
 アルドリッチ・キリアンとは、神の座を欲した男。しかし、その願いが叶うことのついになかった、ある意味で哀しい男だ。
 手をのばしたところで届くはずもない高み。そこに到達できるものと誤解してしまった。天才でない身にとっては、客観性を喪わせるほどの高みに辿り着いてしまったのか。
 ならばそれは悲劇だ。
 シンクタンクを率いてはいるが、アルドリッチ・キリアンは何も目新しいことを生み出してはいない。そこにあるものを利用して目覚しい成果を誇っているにすぎない。しかし、そのこと自体は非難されるものではない。天才の生み出したものを人間社会に還元する役割というのも世の中には必要とされる。アルドリッチ・キリアンはその才能があったということ。
 ただし、A.I.M.の誇る「エクストリミス」は、マヤ・ハンセンの研究だ。テロリズムの脅威は、(物語上で)実在するテロ組織「テン・リングス」からの借り物。
 それらしいことを熱っぽく語ることで、アルドリッチ・キリアンの騙りは成功する。弁舌こそが彼の才能といえよう。だから語り手を目指したのか。適役ではあったけれど、能力以上の物語を紡ごうとしたのが敗因。
 そのアルドリッチ・キリアンから、英雄譚の語り部から、場の主導権をいとも容易く奪った男がいる。物語の作者からペンを取り上げた男とは、トニー・スターク。アルドリッチ・キリアンにとってみれば作中登場人物のひとりにすぎなかったトニー・スタークだが、いつの間にか立場が逆転していて。

amazon:[大型本] アート・オブ・アイアンマン3 (ShoPro Books)  トニー・スタークは、世界をどうしようとか軍事バランスに干渉しようとか、そんなことを考えてない。自らの無力を痛感する彼は、己のできることのそんなに大きくないことを弁える。そして、自分に何ができるかを模索する。
 かつて囚われの身であったとき、インセン博士によって己の進む道を示された。このたびはハーレー少年の一言によって目覚めた。
 自ら「整備士」と称しておいて「何ができるか」もないもんだ。自分という人間は、この年齢になっても機械いじりをやめられない。問題解決にはその科学技術をもって事にあたってきた。ならばこの逆境に際しても、問題解決の助けとなる何かしらをこの手で生み出せばよい。あの幽閉生活の際、開発環境などまるで整ってなかったけれど、それでもアーク・リアクターの小型化に成功した。そしてアイアンマン・スーツのプロトタイプは生まれた。
 ただし、問題を解決してきたのはあくまで人間アンソニー・スタークである。彼の生み出したアイアンマン・スーツはエクス・デウス・マキナではない。トニー・スタークも万能ではないが、困難にも諦めずに挑み続けるなら、いずれは問題を解決するときが訪れるだろう。これまでがそうであったように。
 あのときも今も、テン・リングスはトニー・スタークの前に立ちはだかり、彼をよりいっそうの高みへと向かわせる。テン・リングスが卑劣なテロ組織であることに否やはないが、その存在はトニー・スタークにとって人生の試練といえる。
 この構図はドラゴンと英雄の関係と同じ。そう、ドラゴン退治の定型だ。「テン・リングス」を物語に組み込んだアルドリッチ・キリアンは、自身は気付かないうちに、トニー・スタークを主人公としたドラゴン退治の物語のお膳立てをしていたのだ。
 ここに至って、アルドリッチ・キリアン脚本によるドラゴン退治の英雄譚は、その配役と結末の変更を余儀なくされる。主役はトニー・スターク。描かれるのは彼の通過儀礼であり、テーマは自己実現の達成である。
 そこに似非神の関与を許す余地は無い。英雄の完全勝利である。

 人でありながら全知全能を誇る絶対神として、至高の立場で物語を創り出そうとしたアルドリッチ・キリアン。その目論見を御破算にして、キリアンの筋書きをそのまま自分の物語に組み込んでしまうトニー。
 世界の紛争地図を塗りかえるほどの壮大な陰謀も、トニーの自己実現の達成によって失敗に終わる。

 インセン博士とハーレー少年。二人の賢者に導かれて大いなる叡智に目覚めるトニー。その叡智は贈り物ではない。いみじくも「目覚める」と表したように、トニー・スタークの内部にあったものが覚醒したのだ。
 逆境の克服と問題解決への強い意志。その象徴がアイアンマン・スーツである。しかし、アイアンマン・スーツはあくまで象徴であって、それを装着しなければ意志を表明できないわけではない。意志はアーク・リアクターから無尽蔵に放たれるものではなく、トニー・スタークのうちにあるものだから。
 それでもトニー・スタークの「強さ」を育んだのは、意志の象徴たるアイアンマン・スーツだ。彼自身、アイアンマン・スーツを「繭」と表現している。
 繭であるからには羽化の時が訪れよう。それには死と再生を経なければならず、正しい選択を為したトニー・スタークはまたもや通過儀礼を果たすのだった。

 そして神は人知れず滅ぶ。アルドリッチ・キリアンは「見えない」ことを徹底したために、その企みそのものが隠匿されてしまうだろう。
 副大統領をも巻き込んだ陰謀の真相は、大統領の過去の行為も併せて、アメリカ合衆国政府に及ぼすダメージは甚大。これをそのまま明かすのは得策ではないと考える向きがきっとあって、だからA.I.M.とアルドリッチ・キリアンの顛末については秘されることになるだろう。そうに違いない。
 アルドリッチ・キリアンの壮大な筋書きは改変され、個々に「真実」が語られて。それらは世界が受け入れられる内容であって、決して事実と等号では結ばれない。
 トニー・スタークによって語られないそれらの「真実」は、つまりは彼の「物語」には不必要な要素なのだ。
 かくしてアルドリッチ・キリアンとA.I.M.の築いた神々の王国は、それは神の御座には到底届くものではなかったけれど、ひっそりと黄昏を迎えた。

 トニー・スタークは試練を経て、またひとつ成長した。
 羽化を果たした以上、繭は必要ない。アイアンマン・スーツこと着脱式飛行装置の実現を可能にしたアーク・リアクター。トニー・スタークにとって生命維持装置の一部であり、これとの決別をトニーが意図したとするなら、それは彼が死の恐怖を克服したことを表している。これも正しくは、「己の生死を他者の手に委ねられるようになった」ということだ。
 他者を信じる強さ。トニー・スタークはこれを手に入れた。
 蹉跌を経験した後、真に自分を信じられるようになったからこそ、トニー・スタークは自分以外を信じることをできるようになった。生命を脅かし続けてきた金属片の摘出手術に彼を踏み切らせたのは、上記のような心情の変化による。
 厄介なのは超人化してしまった恋人だが、これも治療が可能なようだ。よしんば解決するのが困難だとしても、トニー・スタークは決して諦めない。必ず元のペッパー・ポッツを取り戻す。
 諦めない。それは彼がアイアンマンだから。

amazon:マーベル コミケット ウルトロン・オン・スローン (クラシック)  アイアンマン・スーツもマリブの自宅も失ったトニー・スターク。再生の道はまだこれからだ。アイアンマン・スーツを着なくとも、トニー・スタークにはやれること、やるべべきことがたくさんある。
 本作のコピーに「さらば、アイアンマン」とあるように、トニー・スタークはヒーローであることから降りるのだろうか?
 本作はトニー・スタークの独白の体裁をとっている。これは心理療法の一環として彼が実行するものであり、トニーがサイコセラピーの相手に選んだのはブルース・バナーだ。温和そうな外見だが、この男性はセラピストではない。トニー・スタークが認める天才科学者であり、外見に似合わず、一旦怒らせてしまうと手に負えなくなる。
 ブルース・バナーこそはアベンジャーズのひとり、地上最強の生物であるハルクだ。
 同じ天才科学者として通じるものがあるとはいえ、スーパーヒーローと親交を保っているのだから、なんだかんだでトニーのアイアンマンの復帰も遠いことではないだろう。
 それまでは暫しのお別れだ。

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